初めて不動産消費税還付を行う際の心理的ハードルについて

今回は初めての不動産投資で消費税還付を行う場合の心理的ハードルの高さをご紹介致します。

特に税務に詳しくない方々にとり消費税還付 = 悪いこと = 脱税 ?

という心理的ハードルが非常に高いです。

 

筆者の場合もこの心理的ハードルがあり、最初の3棟の取得時は消費税還付を行っておりません。

ただこの期間に深く調べたり、税理士との関係構築をしたりと時間をかけた所、

“消費税還付はリスクフリー“

という結論に至り4棟目の取得より消費税還付を実行しました。

 

この後、“消費税還付が事業規模拡大の分岐点“であったことを認識したのは別記事参照ください。

(参照記事: 消費税還付にリスクはない / 消費税還付が事業規模拡大の分岐点)

3つの心理的ハードルとその原因

消費税還付”は耳慣れない単語

不動産投資を始めたばかりの初心者投資家の方々は、知らないことが非常に多く、勉強の日々を過ごしていると思います。

不動産投資をする場面でも不動産取得税やら、重要事項説明やらで手が一杯の状況です。

こんな中、“消費税還付で投資効率の向上が可能”と言われても、足元のことで一杯で、気が回りません。

人間、耳慣れない言葉は、アンテナが張られていない状況ですとスルーしてしまう傾向が強く後回しとなります。

この”消費税還付 = 不慣れな用語“

というのが、第一関門として存在しています。

“消費税は支払うべきもの“、という固定観念の存在

日常生活を送っている限り、消費税は支払うものです。

また巷では“消費税増税”が謳われており、一種の国民の義務というイメージが脳裏に焼き付いています。

この“支払うべきもの“である消費税を還付してもらうのか?

⇒ 悪いことでは!!?! 脱税では!!!?

と直感的に感じてしまうというのが筆者が感じた心理的ハードルの2つ目です。

この点は、日常で植え付けられた固定観念ですので、一朝一夕では取り払えません。

取り払うためには

  1. 自分で必死に勉強する
  2. 信頼できる税理士を探す

の2つしかありません。

このハードルを抜けるのは非常に時間がかかります。

筆者の場合は、性格が歪んでいるので(1)自分で必死に勉強する、の一択でしたので、

このプロセスに1年間以上を費やしてしまいました。

(※筆者の友人は、最初の1棟目で何も疑うことなく消費税還付を行っていました。素直な人間は一番強いですね)

専門用語への拒否感

“消費税還付“は専門用語です。また少し調べると”消費税課税事業者“であったり、“課税売上”“課税売上割合”等の専門用語のオンパレードとなります。

もうこの時点で、半分の人は理解する行為を諦めてしまいます。

本サイトでも消費税還付の詳細を説明しておりますが、専門用語なしでの解説は文章が軽くなり、避けています。

筆者の場合、この心理的ハードルは相対的に低かったですが、それでも大変でした。

この3つの心理的ハードルが消費税還付の最大の壁と認識しています。

消費税還付はリスクフリー

では初めての消費税還付の方々に一番伝えたいことが何か?を考えた時に言える事は

“消費税還付はリスクフリー”

ということです。

脱税でもなければ、節税でもありません。

ブラックゾーンの行為でもなければ、グレーゾーンの行為でもありません。

もし要件を満たさなかった場合のリスクは、

“消費税還付が受けられない”

という事だけです。

税務局は、還付前にすべての書類を確認したうえで、還付を行います。

これだけです。提訴されることもないです。

※混乱する人が多いですが、事実の不正(行ってもない取引を行ったことにする)はこれは詐欺で、明らかな脱税ですので、お気を付けください。当たり前です。

この点は、はじめての方々にはお伝えしておきたいです。

まとめ

  • はじめての消費税還付には3つの心理的ハードルが存在
  • この心理的ハードルを取り除くのは“自分自身での勉強”もしくは“信頼できる税理士を見つける”のみ
  • 消費税還付は、脱税でもなければ節税でもない。完全にリスクフリーの行為(違法性はない)。
  • 消費税還付を企図して、失敗した場合の最大リスクは、「消費税還付が受けられない」というだけ。

不動産プロフェッショナルを目指す方々は今一度“消費税還付の投資リターンに与える重要性”を定性分析して頂いた上、判断頂ければと存じます。

※あくまで筆者のナレッジにもとづく分析結果であり、結果を保証するものではございません。

 

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