【不動産投資】スルガ銀行での失敗談④ ‐地獄からの生還‐

この記事はシリーズものになります。

下記の記事の続編です。

スルガ銀行での失敗談③ ‐続け様に起こる悪夢‐

初めてスルガ銀行関連の記事を読んだ方は下記の記事を先にお読みください。

【2017年版】これだけは知っておきたい「スルガ銀行アパートローン」の特徴

スルガ地獄からの生還

医者に行けば、絶対何かしらの病名をつけられるほど憔悴していた私。

そうは言っても死ぬわけにもいかず、もがき苦しみながらも不動産の勉強を始めました。

まずは、片っ端から書店で本を購入し読み漁りました。

セミナーに参加しては、その後の懇親会でスルガ銀行から脱出したいことをいろいろな方にアピールしました。
私の悪あがきの、結果は、残念ながら散々でした。

ほとんどの人が、詳しい話を聞く前に「スルガ銀行は評価出ない物件に融資出すからね~」と、諦めムードで、親身に相談に乗ってくれる相手もいませんでした。

スルガ地獄から脱出するには、道は二つで、物件を売るか、他行で借り換えるかです。

物件購入後の一定期間が経過後に、スルガ銀行に金利引き下げを嘆願するという手もありますが、私は、暴利とも感ずる金利を毎月吸い取られているスルガ銀行とこれ以上付き合う気持ちはさらさらありませんでした。

それよりも早期解決。地獄からの早期脱出だけに焦点を当てて行動することにしました。

まず、投資物件の売買に強い業者に物件売却を依頼してみました。

前述のとおり、諸経費も含めたオーバーローンで融資を引いたため、物件本体価格よりも高い金額の残債が残っていました。

この残債を全額返済できる金額で物件を売らない限り、自らの持ち出し金が必要となってしまいます。

自ずと相場より高めの金額で売却広告を出すこととなり、当然のことながら問い合わせは、ほとんどなかったです。

私は、将来の不動産経営者としての業務拡大を考え、私個人で他行借り換えをするのではなく、自ら代表を務める法人を設立して、こちらに売却することを模索しました。

こうして、私は第三者への売却活動を行うと同時に、新設の同族法人に対して融資をしてくれる銀行探しを始めます。

メガバンクは相手してくれるはずもないと肌で感じていたので、とにかく地元の地方銀行を回ります。

電話で門前払いとなることがほとんどでしたが、税理士、管理会社、その他知人の紹介から担当者を見つけ出しては訪問するが、どこも敷居が高い状況でした。

訪問して断られる度に何が足りないのか、何を伝えきれなかったかを自分なりに検証しては、工夫を重ねる日々が続きます。

7、8行に断られた後、地元の一番地味なA地銀に行ってないことに気づき、こちらはアポなしで直接訪問してみることにしました。

おそらく入社してまだ数年であろう若い営業マンTさんが、私を出迎えてくれます。

後ろで話を聞いていた上司と思しき人が、まずはどんな様式でもいいので事業計画書を作ってきてほしいと、私を値踏みしてきました。

その日は、「もしかして…」という不確かではあるが、淡い期待を抱き、徹夜で自分の思いや返済改善計画などをPCに打ち込みました。

翌日、朝一番で計画書を持参した私を見て、さきの上司(K課長)が「私たちも精一杯やらせていただきます!」と言ってくれました。
(精一杯やった。誠意も伝えた。これでダメなら、諦めもつく!)

前向きな返事をもらえただけなのに、なぜか清々しい気持ちで青空を仰いだことを今でも鮮明に思い出します。

二週間後に、A地銀に呼び出されました。

K課長龍さん。法人への融資ができそうです。金額は、残債と同額の1億700万円。金利は、1.2%、融資期間は20年です。

「ありがとうございます・・・」

しばらく説明を受けたのち、丁寧に挨拶をして銀行を出ました。
「よっしゃああ!」

思わず、ガッツポーズ!と同時に、なぜか涙があふれ出てきて、天を仰ぎました。

その日は2年半ぶりに、乾いたシーツで朝までぐっすりと眠りにつきました。

スルガ銀行は、同人間の借り換え、同族法人への売却の場合、残債の2%の違約金が発生する。例外になく、私も200万円以上の違約金を支払って、スルガ地獄から解放されました。

 

A銀行の融資が実行され、スルガ銀行の抵当がはずれた瞬間の嬉しさを、私は今でも忘れることができません。
それは、正しく、スルガ銀行のアパートローンという借金地獄からの生還でした。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

皆様もスルガ銀行のご利用は計画的に。

【2017年版】不動産投資におけるスルガ銀行の上手な使い方

スルガ銀行に関する全記事一覧を見る

 

Slider

ABOUTこの記事をかいた人

龍ひろみち

スルガ再生請負人。スルガ銀行の高金利、オーバーローンに苦しみ、約2年もの間、夜も眠れぬ日々を過ごすも自力でスルガ銀行との決別に成功。今では10億を超える資産を保有するメガ大家。自らの経験を活かし「スルガ再生請負人」としてデビューし、多くの方をスルガ銀行の苦しみから解放してきた。