不動産投資用に法人を自分で作ってみる

法人の設立を皆様はどのようにやっていますか?

法人の設立は明らかに自分でやるのが早く、やり方も非常に簡単なのでご紹介いたします。

自分で行うメリットしては

  1. 司法書士報酬を払わなくて済む(相場:4-10万)
  2. 司法書士と煩わしい交信をしなくて済む

という点です。

筆者の場合は特に上記(2)が面倒なので、自分でやる方が楽です。

消費税還付等の背景で、1物件1法人のスキームを取られている方、今後の事業拡大を考えられている方は、自分でできるようになっておいて損はないのでご参照ください。

また法人スキームについては下記記事で詳しく解説しております。

 

法人の設立の流れは簡単で、

と5つのステップで完了します。

法人の設立の流れは上記の5ステップで本稿ではStep1を説明致します。

[ad#co-1]

”ひとりでできるもん”の活用で大幅時間短縮

まず会社設立の際、認証を受けた電子定款が必要になります。

そのため一部専門家の活用を行う必要があります。

筆者のお勧めは”ひとりでできるもん”というサイトです。

https://www.hitodeki.com/

 

こちらは費用が3,000円~10,000円程度で、必要事項を入力すれば書類を印刷して、自宅まで送付してくれます。

筆者の場合、印刷するのが面倒なのでいつもこのサービスを受けて、印鑑を押し法務局に提出しています。

また入力フォームで全て必要事項が網羅されていますので、必要事項を入力していくというのが重要です。

 

【必要事項】- 事前に決めるべき事項とアドバイス

次の事項を決めていく必要があります。

一番悩むのは”事業目的”だと思いますが、不動産管理法人の場合、下記の5つを記載しておけば大丈夫です。

 

(1) 現物出資の有無

⇒ 通常無しを選びます。

 

(2) 商号

⇒ 好きな名前を記載ください。

 

(3) 事業目的

⇒ 不動産事業の場合、下記で十分です。筆者はいつもこの5つを記載しています。

(※ 金の売買は、定款に記載していなくても可能なので、気にしないで大丈夫です。)

  1. 不動産賃貸業、不動産管理業及びこれらに関するコンサ ルティング業
  2. 不動産投資業¬
  3. 不動産に関する書籍、印刷物、セミナー等の企画、制作、出版及び販売
  4. 貸駐車場業
  5. 前各号に付帯関連する一切の事業

 

(4) 出資金

⇒ いくらでも大丈夫です。筆者の場合は、10万円を選択する場合が多いです。

⇒ 株式会社の場合、登録免許税が15万円もしますので、30万円とかにしても大丈夫です。

 

(5) 取締役/代表社員

⇒ 第三者も知ることができる人間になりますので、副業禁止規定が雇用関係上ある場合、ご注意ください。

[ad#co-1]

 

最後に

これらを記載しクレジットカード決済すれば、すぐに書類を受け取ることができます。

ただ、提出前に重要なことは、”印鑑の準備”です。

次では印鑑の発注について書きます。

Step2: 印鑑を作る

[blogcard url=”http://realestate-investors.tokyo/incorporation/seal/”] [/blogcard] Step3: 資本金の払い込み

[blogcard url=”http://realestate-investors.tokyo/incorporation/payment/”] [/blogcard] Step4: 必要書類への捺印

[blogcard url=”http://realestate-investors.tokyo/incorporation/natsuin/”] [/blogcard] Step5: 法務局に行き書類提出(印紙購入含む)

[blogcard url=”http://realestate-investors.tokyo/incorporation/handin/”] [/blogcard]